
トレーニングベルトを使い始めるタイミング知りたい!
トレーニングベルトは高重量を扱う際には欠かすことができないトレーニングギアです。
しかし、ベルトを使ったことがない方は、トレーニングベルトをいつから使い始めるべきか悩みますよね。
そこで、この記事ではベルトをまだ使っていない方に向けて、スクワットやデッドリフトで何kgからベルトを使い始めべきかについて解説します。
この記事を読むことでトレーニングベルトを使い始めるべきタイミングが分かるようになります。
トレーニングベルトを使うべきか悩んでいる方、自分トレーニングベルトにが必要か分からない方はぜひご覧ください。
目次
スクワット・デッドリフトで何キロからベルトを付ける?

スクワットやデッドリフトで何kgからベルトを付ければ良いの?
結論、筋トレのベルトを使い始める明確な基準はありません。
しかし、このままだとベルトを使い始めるタイミングが分からないままですので、いくつかの指標を用意しました。
順番に解説します。
MAX重量の80%の重さでスクワット・デッドリフトを行うとき

1つ目の指標は「MAX重量の80%以上の重さでスクワット・デッドリフトを行うとき」です。
ベルトを着用する目安は単純な重量ではなく、自分のMAXの重量に対する割合で考えることが重要です。
MAXの重量の80%以上の重さで動作を行うと、フォームが崩れるリスクが高くなります。
そのため、MAXの重量の80%以上の重さでスクワットやデッドリフトを行う時はベルトを着用した方が良いでしょう。
例えば、スクワットのMAXが100kgの方は「80kg以上でセットを組む場合」にベルトの着用がおすすめです。
MAXの重量の80%は、回数でいうと6~8回の重量に対応します。
6~8回以下のスクワット・デッドリフトを行う際は「ベルトを着ける」というルールを設けても良いかもしれません。
スクワットやデッドリフトの動作に慣れていない方は10~15回できる位の重量がおすすめです。
この際、無理にベルトを着ける必要はありません。
重量が伸び悩んだとき

2つ目の指標はスクワットやデッドリフトの「重量が伸び悩んだとき」です。
トレーニングベルトには腹圧を高め、「筋力を向上」させる効果があります。
ベルト無しでトレーニングしており、かつ重量が停滞している方はベルトを着用することで停滞を打破できる可能性が高いです。
より重たいものを扱いたい方・強い力を発揮したい方はベルトの着用をおすすめします。
今すぐに使う

3つ目が「今すぐに使う」というものです。
筋トレを継続していくと、トレーニングで扱う重量が必ずアップします。
いずれはベルトを使用する必要が生じるため、今すぐに使ってトレーニングベルトに慣れることもおすすめです。
また、トレーニングベルトを着用することで「腹圧」を意識しやすくなります。
特に、スクワットやデッドリフトで腹圧は非常に重要です。
「腹圧をかける」感覚をつかめていない方も、ベルトを使うと良いでしょう。
トレーニングベルト着用の効果
トレーニングベルト着用による一番の効果は「腹圧を高められる」ことです。
ベルトでお腹をおさえることで、より効率よく腹圧を高めることができます。
腹圧を高めることで得られる効果は次の通りです。
順番に解説します。
筋力の向上

トレーニングベルトは筋力の向上に効果的です。
腹圧が弱いと体幹部がしっかりと固定されないため、扱える重量が落ちてしまいます。
一方、トレーニングベルトを着用し腹圧を高めることで、扱う重量をアップさせることが可能です。
より重いものを持ち上げたいトレーニーにとっては必須のアイテムと言えるでしょう。
怪我の防止

トレーニングベルトは怪我の防止にも役立ちます。
トレーニングベルトを着用し腹圧と高めることで、腰周辺を安定させることが可能です。
特に、スクワットやデッドリフトなど高重量を扱う際には怪我のリスクも高くなります。
怪我をしたくない方、腰痛を防止したい方にとってもトレーニングベルトは有効です。
ベルト初心者におすすめのトレーニングベルト4選
ベルトには大きく、
- ナイロン製
- 革製(厚さ5mm)
- 革製(厚さ10mm)
の3種類が存在します。
ベルトをはじめて使う方は、「ナイロン製」もしくは「革製(厚さ5mm)」のものがおすすめです。
分厚いベルトほどサポート力は高いのですが、適切な着用・動作ができない場合、着用により怪我をすることがあります。
そのため、怪我の可能性が低い「ナイロン製」もしくは「革製(5mm)」のものを使用しましょう。
ベルトを着けたことがない方におすすめのトレーニングベルトを4個紹介します。
おすすめのトレーニングベルトと特徴は次の通りです。
価格 | 素材 | バックル | |
---|---|---|---|
ゴールドジム トレーニングレザーベルト | 7,150円 | 天然革 | ピン留め |
ASPALAND ウエイトリフティングベルト | 2,580円 | 人工革 | ピン留め |
グロング ウエイトトレーニングベルト | 2,000円 | ナイロン | マジックテープ |
U-Makes トレーニングベルト | 3,480円 | ナイロン | マジックテープ |
ゴールドジム「トレーニングレザーベルト」

革製ベルトの王道
ゴールドジムが販売するトレーニングベルトです。
革製のトレーニングベルトとしては最もオーソドックスで、非常に人気が高いです。
「革製のベルトが欲しいけど、どのベルトが良いか分からない」とお悩みの方は、このベルトを購入すれば間違いないでしょう。
色も黒が基調のため、汚れも目立ちづらいです。
製品概要
価格 | 7,150円 |
素材 | 天然革 |
バックル | ピン留め |
厚み | 5mm |
ASPALAND「ウエイトリフティングベルト」

リーズナブルな革製のベルト
ASPALANDのウエイトリフティングベルトは調査した中で、最も安い革製のベルトです。
「革製のベルトを試してみたい方」や「できるだけコストを抑えたい方」におすすめ。
しかし、素材には人工皮革を用いています。
そのため、天然皮革のベルトよりは耐久性が劣ることに注意してください。
製品概要
価格 | 2,580円 |
素材 | 人工革 |
バックル | ピン留め |
厚み | 5mm |
グロング「ウエイトトレーニングベルト」

お手頃な価格のナイロンベルト
グロング(Grong)のウエイトトレーニングベルトは、価格の低いナイロン素材のベルトの中でも特にお手頃です。
筋トレ初心者の方でも非常に手の出しやすい価格になっています。
また、品質面も良く、口コミでも「しっかりとサポート力がある」と評判が良かったです。
しかし、前面(腹部)の幅が他のベルトと比べると広いため、動きづらいデメリットがあります。
製品概要
価格 | 2,000円 |
素材 | ナイロン |
バックル | マジックテープ |

U-Makes「トレーニングベルト」

クッションが取り外し可能なナイロンベルト
U-Makes「トレーニングベルト」は1,000人以上のトレーニーの協力により誕生したナイロンベルトです。
一番の特徴は後面(背部)のクッションが取り外し可能である点。

クッションが着脱可能であるため、フィット感の細かい調整をすることができます。
前面(腹部)が細いタイプのため、着用による「動きづらさ」もありません。
製品概要
価格 | 3,480円 |
素材 | ナイロン |
バックル | マジックテープ |
そのほかのベルトも検討したい方は、こちらの記事でおすすめのトレーニングベルトを紹介しています。
トレーニングベルトで筋トレの効果を高めよう
以上、ベルトを着けるべきタイミングやおすすめのベルトを紹介しました。
様々なタイミングを紹介しましたが極論を言うと、自分が「着用したい」・「着けてみよう」と思ったら着用するべきです。

たいした重量を扱ってないのにベルトをするのは恥ずかしい。
こんな風に考える必要は全くありません。
トレーニングベルトを着用して筋トレの効果を高めましょう!
また、その他にもおすすめのトレーニングギアについても紹介しています。
おすすめの筋トレのギアを知りたい方はぜひご覧ください。
スクワット何kgから筋トレベルトを使えば良いの?