
ニースリーブを使い始めるタイミング知りたい!
ニースリーブは挙上重量の増加、怪我の予防の効果がある、脚トレには欠かせないトレーニングギアです。
しかし、ニースリーブをいつから使い始めるべきか悩む方は非常に多いです。
そこで、この記事ではニースリーブをまだ使っていない方に向けて、ニースリーブを使い始めるべきタイミングを紹介します。
この記事を読むことでニースリーブを使い始めるべきタイミングが分かるようになります。
ニースリーブを使うべきか悩んでいる方、自分にニースリーブが必要か分からない方はぜひご覧ください。
スクワット何キロからニースリーブを付ける?

スクワット何kgからニースリーブを付ければ良いの?
結論、ニースリーブを使い始める明確な基準はありません。
しかし、この解答だとニースリーブを使い始めるタイミングが分からないままですので、いくつかの指標を用意しました。
順番に解説します。
膝に違和感を感じた時

1つ目の指標は脚のトレーニングで「膝に違和感を感じたとき」です。
脚トレでの膝の違和感は「膝のけがをする寸前」である可能性が高いです。
人間の関節や靭帯は、おおよそ自分の体重を支えられるように設計されています。
膝の違和感は関節が高重量に耐えられていないことの重要なサインです。
違和感があるままトレーニングを続けると、大きなけがにつながります。
そのため、扱う重量が重くなり膝に違和感を感じることが多い場合は、ニースリーブを着用しましょう。
脚トレの重量が伸び悩んだとき

2つ目の指標はスクワットなど「脚トレの重量が伸び悩んだとき」です。
「脚トレの重量が停滞している」と感じる時にも、ニースリーブの着用は効果的です。
ニースリーブによる反発力で、挙上重量がアップします。

ギアのサポートで挙げても意味がないのでは?
このように感じた方もいるかもしれません。
ニースリーブの着用が筋肥大にマイナスの影響を及ぼすとは考えづらいです。
一般的にニースリーブを着用することで扱う重量もアップするため、ギアによるサポートがあっても筋肉にかかる負荷は変わらないためです。
むしろ、ニースリーブにより安定したスクワットの動作を習得できるため、着用のメリットの方が大きいと言えます。
脚トレの重量が停滞している方は、ニースリーブを着用することをおすすめします。
今すぐに使う
3つ目が「今すぐに使う」というものです。
筋トレを継続していくと、スクワットなどのトレーニングで扱う重量が必ずアップします。
いずれはニースリーブを使用する必要が生じるため、今すぐに使ってニースリーブに慣れることもおすすめです。
人間の関節は消耗品であるため、負担がかかるほどその消耗は早くなります。
今すぐにニースリーブを着用することで、無駄な消耗を避けることが可能です。
また、次のような方は今すぐにニースリーブを使用した方が良いでしょう。
膝に怪我をしたことがある
膝に怪我をしたことがある方は、一般の方よりも膝を傷めやすいです。
怪我の防止のために、ニースリーブを着用しましょう。
関節が細い
関節の太さにも個人差があります。
膝関節が細い方は重量に耐えられず、怪我をしやすいです。
「人よりも細身だと感じる方」は、ニースリーブを着用すると良いでしょう。
スクワットを習ったことがない
スクワットを指導者から習ったことが無い場合は、膝に負担のかからないフォームを習得できていない可能性が高いです。
正しいスクワットを習うと同時に、ニースリーブを着用しましょう。
ニースリーブの3つの効果
ニースリーブの効果、メリットは次の3つです。
順番に解説します。
挙上重量のアップ

ニースリーブを着用することで、スクワットなどの挙上重量がアップします。
ニースリーブによるボトムポジション(しゃがみきった位置)での反発力が、立ち上がる時にサポートしてくれるためです。
より高重量を扱ったトレーニングを行えることがニースリーブの魅力です。
怪我の防止

ニースリーブは膝周りの筋肉や腱にかかるストレスを軽減し、怪我の予防に役立ちます。
特にスクワットなどで高重量を扱う際、膝関節には大きな負担がかかります。
ニースリーブを着用することで二ーインなどのリスクを軽減されるため、膝関節の怪我の予防が可能です。
また、ニースリーブは筋肉の保温効果もあります。
これにより、筋肉の柔軟性が高まり、筋肉の怪我のリスクを抑えることができます。
しゃがみやすくなる(膝関節が安定)
ニースリーブは膝関節の安定性を高めるため、しゃがむ際の不安定さがなくなり、非常にしゃがみやすくなります。
膝の安定感が増すため、
- しゃがむ際の違和感
- しゃがむ際の恐怖心
を軽減することが可能です。
ニースリーブの選び方
ニースリーブを選ぶポイントは次の2つです。
順番に解説します。
ニースリーブの硬さ

ニースリーブの硬さは大きく分けて次の3種類があります。
硬いほど動きづらくはなりますが、サポート力は高くなります。

どの硬さのニースリーブが良いの?
扱う重量によって、自分に合ったニースリーブは異なります。
あくまで筆者の主観ですが、スクワットの重量でニースリーブの硬さを分類すると次のようになります。
ニースリーブの硬さ | スクワットの重量 |
---|---|
通常 | ~体重×1.8kg |
競技用(一般) | 体重×1.8kg ~ 体重×2.5kg |
競技用(硬め) | 体重×2.5kg~ |
あくまで目安ですので、スクワットの重量が体重×1.8kg未満でも一般的な競技用ニースリーブを着用しても良いと思います。
ニースリーブをはじめて使う方には「硬めの競技用ニースリーブ」は推奨できません。
着脱が大変でかなり時間がかかります。
はじめてニースリーブを使用する方は硬さが一般的な競技用ニースリーブ以下のものを選びましょう。
ニースリーブの厚さ
ニースリーブの厚さは大きく分けて次の2種類があります。
筋肥大目的や筋力向上目的で筋トレをされている方は7mmを選びましょう。

動きづらいのは嫌なんだけど。
7mmのニースリーブでも生地が柔らかめのものを選べば、動きづらさを感じることはありません。
スクワットの重量別おすすめのニースリーブ3選
おすすめのニースリーブを、
- 初心者向け
(スクワットの重量:~体重×1.8kg) - 中級者向け
(スクワットの重量:自重×1.8kg~自重×2.5kg) - 上級者向け
(スクワットの重量:自重×2.5kg~)
に分けて、1つずつ紹介します。
おすすめのニースリーブは次の通りです。
メーカー名 | 硬さ | 厚さ | |
---|---|---|---|
初心者 | AZLIV | 通常 | 7mm |
中級者 | SBD | 競技用(一般) | 7mm |
上級者 | ONI | 競技用(硬め) | 7mm |
【初心者向けおすすめリストラップ】AZLIV

ニースリーブ初心者におすすめ
AZLIVのニースリーブもお求めやすく、ニースリーブ初心者におすすめの製品です。
価格はVOLIXよりも500円ほど高いですが、Amazonでの評価が☆4.5と高い評価を受けています。
少し高い価格を払っても評価の高いものを購入したい方におすすめです。
購入後のサイズの交換対応もしてくれるため、安心して購入できます。
製品概要
価格 | 5,500円 |
硬さ | 通常 |
厚さ | 7mm |

【中級者向けおすすめリストラップ】SBD

最高品質のニースリーブ
SBDは世界で有名なパワーリフティングブランド。
SBDのニースリーブは多くの方に使われています。
その品質はとても高く、トップのパワーリフターも使用するほどです。
とにかく品質にこだわりたい方におすすめのニースリーブです。
製品概要
価格 | 14,780円 |
硬さ | 競技用(一般) |
厚さ | 7mm |

【上級者向けおすすめリストラップ】AZLIV

超硬度のニースリーブ
ONIのニースリーブはトップクラスに硬いです。
そのため、パワーリフティングの大会に出場する、かなりの高重量を扱う方向けの製品になります。
とにかく「強さ」を求める方におすすめの商品です。
製品概要
価格 | 19,800円~ |
硬さ | 競技用(硬め) |
厚さ | 7mm |
その他のおすすめのニースリーブを知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
悩んだらニースリーブを着用しよう
以上、ニースリーブを着用するべきタイミングについて解説しました。
個人的には、ニースリーブを着用するかを少しでも悩んだ場合は着用することをおすすめします。
自分に合わないと感じたら着用せずにトレーニングを続ければ良いため、試してみる価値は高いです。
より良いトレーニングをするためにも、ニースリーブを着用してみましょう!
また、その他にもおすすめのパワーベルトやレバーアクションベルトについても紹介しています。
おすすめの筋トレのギアを知りたい方はぜひご覧ください。
スクワット何kgからニースリーブを使えば良いの?