筋トレ・減量中におすすめの塩|ミネラルについて徹底解説

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筋トレにおすすめの塩を知りたい!

色々な塩があるけど何が違うんだろう??

筋トレとミネラルの関係を知りたい。

こんにちは!

筋トレのパフォーマンス向上のために栄養摂取をこだわる方は多いですが、塩(ミネラル)は見落とされがちです。

また、適切な塩を摂取しようと思っても具体的にどの塩を選ぶべきか分からない方も多いです。

そこでこの記事では、「筋トレにおけるミネラルの重要性」「筋トレにおすすめの塩」を徹底解説します。

この記事の内容
  • 筋トレにおすすめの塩
  • 筋トレにおけるミネラル(塩)の重要性
  • 塩の種類

この記事を読んで筋トレにおすすめの塩を知ることで、筋トレのパフォーマンスを向上させることが可能です。

  • より良い筋トレをしたい方
  • 筋トレにおすすめの塩を知りたい方

は最後まで読んでください。

塩とミネラルの関係

ミネラルは人間の体の機能と構造の維持・調節に必要な「五大栄養素」の一つです。

ミネラルは体内で合成できないため、外部から摂取する必要があります。

代表的なミネラルとして「ナトリウム」があります。

ナトリウムと聞くと塩と思いがちですが、

×:塩=ナトリウム

〇:塩=塩化ナトリウム

であることに注意しましょう。

また、塩からはナトリウムだけでなく、

  • カルシウム
  • マグネシウム
  • カリウム

などのミネラルも摂取することができます。

筋トレにおいてミネラル(塩)は重要

筋トレにおいて塩は非常に重要な役割を果たします。

正確にいうと塩ではなく、塩に含まれるミネラルが筋トレにおいては非常に重要です。

筋肉・筋肉の面では、

  • ナトリウムとカリウム
  • マグネシウムとカルシウム

はペアで働きます。

ナトリウムとカリウムの主な働き
  • 神経伝達サポート
  • 筋収縮のサポート
  • 浸透圧の調整
  • 痙攣防止
マグネシウムとカルシウムの主な働き
  • 筋肉の収縮と弛緩
  • 酸素摂取
  • エネルギー(ATP)産生

このように、筋肉が緩んだり(弛緩)、縮んだり(収縮)するのにはミネラルが不可欠です。

筋トレ中にミネラルが不足すると、

  • 筋肉が痙攣をおこす(つる)
  • 筋出力が低下する

などの悪影響を及ぼします。

特に日本人はマグネシウムが不足していると言われています。

マグネシウムは同様に筋肉には必要不可欠なものなので、意識して摂取しましょう。

塩には2種類存在する

ミネラルの重要性が分かった!

とりあえず塩を取れば良いんだね。

やみくもに塩を摂取すれば「ミネラル」を摂取できるわけではありません

ミネラルがほとんど含まれない塩も存在するのです。

塩には、

  • 精製塩
  • 天然塩

の2種類が存在します。

しかし、「精製塩」にはほとんどミネラルが含まれません

そのため、ミネラル摂取のためには「天然塩」を摂取することが重要です。

どうやって見分けたら良いの?

この段落では精製塩と天然塩について、見分け方等も含めて解説します。

【塩の種類①】精製塩

精製塩は海水などを溶かした水に電気の力でナトリウムイオンを分離抽出した塩です。

精製塩の特徴
  • 成分の99%以上が塩化ナトリウム
  • 安価
  • 製造方法に「イオン膜」や「立釜」と記載
精製塩の栄養成分表示

精製塩には上の写真のように、原材料名や製造方法に「イオン交換膜法」や「立釜」と記載されています。

工程の中でミネラルが取り除かれてしまっているため、ミネラル含有量が低いです。

【塩の種類②】天然塩

天然塩は岩塩そのものや、海水を乾燥させて作られた塩です。

天然塩の特徴
  • 塩化ナトリウム(食塩相当量)の割合が低い(70~80%程)
  • 少し値段が高め
  • 製造方法に「平釜」や「天日」と記載

特徴について少し補足します。

天然塩の栄養成分表示

上の写真は天然塩の栄養成分表示です。

生成塩とは異なり、100g中の塩化ナトリウムが71.8gとなっています。

これはミネラルが多く含まれるため、相対的に塩化ナトリウムの割合が下がっているために生じます。

天然塩の製造方法

天然塩には写真のように、製造方法に「平釜」や「天日」と記載されています。

岩塩のミネラル含有量は、海塩と比べるとかなり低いです。

ミネラル摂取には海塩をおすすめします。

筋トレにおすすめの塩4選

ここからはミネラルが豊富に含まれる、おすすめの塩を4つ紹介します。

筋トレにおすすめの塩は次の4つです。

  • 石垣の塩
  • ぬちまーす
  • 宗谷の塩
  • 玉藻塩

各塩の特徴やミネラル含有量について詳しく解説します。

【おすすめの塩①】石垣の塩

一つ目のおすすめは石垣の塩です。

石垣島の名蔵湾の海水100%を原料に作られた塩となっています。

特徴はミネラルのうち、カルシウムの含まれる割合が高いこと。

これにより少し甘みのある塩となっています。

カルシウムマグネシウムカリウム
石垣の塩(100gあたり)1,300mg340mg210mg
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【おすすめの塩②】ぬちまーす

二つ目のおすすめはぬちまーすです。

生命に必要なミネラルが豊富であることから、「命の塩」と命名された塩です。

沖縄の方言で、命のことを「ぬち」塩のことを「まーす」と言います。

特徴はミネラルのうち、マグネシウムの含まれる割合が高いこと。

口当たりがかなりまろやかで、オムレツなどの卵料理との相性が抜群です。

100gあたりカルシウムマグネシウムカリウム
ぬちまーす440mg3,620mg1,140mg
株式会社湧川商会 公式ストア
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【おすすめの塩③】宗谷の塩

三つ目のおすすめは宗谷の塩です。

宗谷の塩は北海道の稚内の海から作られる塩です。

特徴はミネラルが全体的に多く含まれること。

全体的な、

  • カルシウム
  • マグネシウム
  • カリウム

の量で見ると、これまで紹介した塩よりも含有量が多いです。

100gあたりカルシウムマグネシウムカリウム
宗谷の塩930mg3,320mg1,070mg
ベーカリスタ(旧北海道のめぐみ)
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【おすすめの塩④】玉藻塩

四つ目のおすすめは玉藻塩です。

藻塩って何?

藻塩は海藻の一種であるホンダワラを含む海水から作られた塩のことを指します。

普通の塩は海水のみから作られます。

藻塩は海藻と海水を一緒に煮込むため、

  • 色が付いている
  • 香りがする

という特徴をもちます。

玉藻塩は新潟で作られた藻塩です。

うま味がとても強く、風味の強い塩になっています。

ミネラル含有量の記載はありませんでした。

ですが、天然塩であることに間違いはありません。

越後米蔵商店
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最後に各塩のミネラル含有量についてまとめます。

カルシウムマグネシウムカリウム
石垣の塩1300mg340mg210mg
ぬちまーす440mg3,620mg1,140mg
宗谷の塩930mg3,320mg1,070mg
玉藻塩不明不明不明

塩分の適正な摂取量

塩分はどのくらい摂取するべき?

日本の厚生労働省とWHOが提唱する塩分摂取量は次のとおりです。

厚生労働省男性:7.5g未満
女性:6.5g未満
WHO男女ともに5g未満

日本人の1日の塩分摂取量は平均して10gと言われており、目安を大きく上回っています。

ですが、筋トレを行う方は汗をかくことによりミネラルが不足しがちです。

10gほど摂取しても問題ないと思われます。

上記はあくまで筆者の意見です。

ご自身の体調に合わせて調節をしてください。

【筋トレ・減量中におすすめの塩】まとめ

以上、筋トレと塩(ミネラル)の関係性おすすめの塩を紹介しました。

本記事の重要ポイントは次の通りです。

本記事の重要ポイント
  • ミネラルは筋肉の弛緩と収縮において重要
  • 塩には、
    ・精製塩
    ・天然塩
    の2種類が存在する
  • 筋肉におすすめなのは「天然塩」

塩分の過剰摂取は良くありませんが、摂らなさすぎも良くありません

特に筋トレを行う方は汗でミネラルが体の外に排出されるため、適度な量を摂取することが重要です。

塩分の必要な量をしっかりとって、筋トレをより良いものにしましょう。

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Kenta
現役ボディビルダー/ 太った自分を見てダイエットを決意(80kg)→64kgまで痩せることに成功→筋トレにはまりボディビルの大会出場(入賞経験有り)/ 日々、様々な書籍・論文で筋トレやダイエット・栄養学について学習しています。 ダイエットや筋トレ、サプリメントに関する情報を発信.