![](https://muscle-crafters-hub.com/wp-content/uploads/2024/01/90d9bb05bc0889209b748ba9c817472c.png)
レバーアクションベルトは普通のベルトと何が違うの?
BIG3などの高重量種目で使用されることが多いレバーアクションベルト。
SNSで使用している場面を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし、レバーアクションベルトを着用したことがなく、「普通のベルトとの違い」や「レバーアクションベルトのメリット」を知らない方は多いです。
そこで、この記事ではレバーアクションベルトの特徴から選び方、おすすめのレバーアクションベルトまでを徹底解説します。
この記事を読むことで、自分に合った最適なレバーアクションベルトを選ぶことが可能です。
どのレバーアクションベルトを選ぶべきか悩んでいる方、おすすめのレバーアクションベルトを知りたい方はぜひご覧ください。
目次
レバーアクションベルトのメリット
レバーアクションベルトの特徴を踏まえたメリットは次の通りです。
順番に解説します。
通常のベルトよりも腹圧をよりかけられる
一つ目のメリットは「通常のベルトよりも腹圧をよりかけられる」ことです。
レバーアクションベルトは普通のベルトと比べると、ベルトが分厚いです。
普通のトレーニングベルトの厚さが5~8mmなのに対し、レバーアクションベルトは10~13mmほどの厚さがあります。
そのため、ベルトの反発が強く、より強い腹圧を書けることが可能です。
![](https://muscle-crafters-hub.com/wp-content/uploads/2025/01/61oqsFOo5L._AC_SX679_.jpg)
また、普通のトレーニングベルトは前側が細くなっています。
一方、レバーアクションベルトは前後で太さが均一です。
そのため、レバーアクションベルトは腹圧が逃げづらく、より強い力を発揮しやすくなります。
着脱が簡単にできる
二つ目のメリットは「着脱が簡単にできる」ことです。
![](https://muscle-crafters-hub.com/wp-content/uploads/2025/01/sbd-backle.jpg)
写真のように、レバーアクションベルトは名前の通りレバーで着脱を行います。
レバーアクションベルトは着脱がワンタッチでできるため、ストレスフリーです。
それに対し、普通のベルトはピン止めタイプのフックのため、着脱に時間がかかります。
特にベルトを外す際に中々外れず、いらいらした経験がある方も多いのではないでしょうか。
レバーアクションベルトは、高重量のスクワットやデッドリフト後でヘロヘロ状態でも、素早く外すことが可能です。
レバーアクションベルトのデメリット
レバーアクションベルトのデメリットは次の4つです。
順番に解説します。
価格が高い
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レバーアクションベルトは普通のベルトと比較すると価格が高いです。
普通のトレーニングベルトは平均で6,000円です。
それに対し、レバーアクションベルトは安くても10,000円前後、高いものだと40,000円するものもあります。
普通のトレーニングベルトの価格やトレーニングギアの相場を考えると、高い製品であることは間違いないでしょう。
持ち運びに不便
レバーアクションベルトは分厚く、硬いため折り曲げることができません。
そのため、荷物がかなり大きくなり、持ち運びに不便です。
また、レバーアクションベルトの重量は1~1.5kgとかなりの重さがあります。
普通の皮製トレーニングベルトの重さは800gほどです。
- かさばり具合
- 重さ
の2つの点で、レバーアクションベルトは持ち運びづらいトレーニングギアです。
肋骨や骨盤が痛くなることがある
レバーアクションベルトには分厚い革が使用されています。
また、使い始めはとても硬いです。
そのため、付け慣れていない場合、ベルトが骨にあたり痛く感じることがあります。
これはレバーアクションベルトの構造に問題があるわけではありません。
レバーアクションベルトの着用で痛く感じる方はパワーチューブさんの動画などを参考にすると良いでしょう。
相性が悪い種目がある
レバーアクションベルトは、
- ダンベルプレス
- ショルダープレス
などのベンチに背中を付ける種目との相性が悪いです。
ベルトが分厚いため、ベンチに背中を預ける際の邪魔になってしまうためです。
これらの種目でレバーアクションベルトを使用すると、背中にゴツゴツした違和感を感じます。
レバーアクションベルトを選ぶ際のポイントと選び方
選ぶ際のポイントは次の通りです。
ベルトの厚み
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ベルトの厚さは腹圧の強さに直結します。
分厚いベルトほど、より高重量を扱うのに適したベルトです。
ボディメイクをメインに筋トレをされている方は厚さ10mmのベルトで十分です。
しかし、パワーリフティングの大会に出場予定の方は厚さ13mmのベルトを選ぶと良いでしょう。
ベルトの幅
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レバーアクションベルトの購入を考えている方は、高重量を扱うことを目的としていると思います。
そのため、前と後ろで太さが均一なベルトがおすすめです。
一方、「ベルトが骨に当たるのが気になる方」は前面が細くなっているベルトを選ぶと良いでしょう。
腹圧のサポート力は少し下がりますが、レバーアクションベルトの「着脱のしやすさ」というメリットは享受できます。
余談ですが、日本一のボディビルダーにも輝いた「ジュラシック木澤」こと木澤大祐選手のベルトも、全面が細いタイプです。
バックルの種類
レバーアクションベルトのバックルは似たものが多いです。
しかし、SBDのバックルは一般的なバックルとは異なっています。
詳細は割愛しますが、SBDのベルトは一般的なレバーアクションベルトと比較すると、締め付けの調節を行いやすいです。
そのため、価格が高くても質の良いベルトが欲しい方はSBDがおすすめです。
ベルトの素材
レバーアクションベルトの素材は天然の革が使用されているものがおすすめです。
レバーアクションベルトには人工の革を素材として使用しているものもあります。
一般的に、天然の革の方が人工の革よりも耐久性が高いです。
高額で簡単に買い替えることができないレバーアクションベルトだからこそ、耐久性のある天然の革をおすすめします。
自分に合ったレバーアクションベルトの選び方
自分に合ったレバーアクションベルトを選ぶ方法をまとめます。
どのベルトを選ぶべきか悩んだ場合は、「ベルトの厚さ」を優先的に決めると良いでしょう。
おすすめのレバーアクションベルト9選
おすすめのレバーアクションベルトを9つ紹介します。
それぞれの比較表は次の通りです。
価格 | 厚さ | ベルト幅 | |
---|---|---|---|
Zawick | 12,980円 | 10mm | 10cm |
Zawick ナロータイプ | 10,980円 | 10mm | 腹部:6cm 背部:10cm |
VOLIX | 12,980円 | 10mm | 不明 |
RDX | 10,980円 | 10mm | 10cm |
iROTEC | 9,900円 | 10mm | 10cm |
GORILLA SQUAD | 12,200円 | 11㎜ | 9.5cm |
SBD | 43,800円 | 10 or 13mm | 10cm |
Iron Bull | 約22,000円 | 13mm | 10cm(4インチ) |
ONI | 22,000円 | 13mm | 10cm |
全て天然の革を利用しています。
順番に紹介します。
Zawick「レバーアクションベルト」
![](https://muscle-crafters-hub.com/wp-content/uploads/2025/01/81md-xc-fxL._AC_SL1500_.jpg)
Zawickは日本発祥のトレーニングギアブランドです。
価格が約13,000円で、レバーアクションベルトとしては価格が抑えられています。
品質も良く、ホールド感も申し分ないと口コミでも評判です。
コスパ重視で10mmのレバーアクションベルトが欲しい方におすすめです。
製品概要
価格 | 12,980円 |
厚さ | 10mm |
ベルト幅 | 10cm |
![](https://muscle-crafters-hub.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
Zawick「レバーアクションベルト ナロータイプ」
![](https://muscle-crafters-hub.com/wp-content/uploads/2025/01/71Bb4JAkFL._AC_SL1500_.jpg)
この商品はZawickのレバーアクションベルトの前面部が細いタイプです。
前面部が細くなることで、ベルトが骨にあたりづらくなっています。
![](https://muscle-crafters-hub.com/wp-content/uploads/2024/03/1b64fe973424da0b2376cf3af4a7ccec-e1709589737628.png)
痛みが少なく、より着脱のしやすいベルトが欲しい!
このような方におすすめのベルトです。
製品概要
価格 | 10,980円 |
厚さ | 10mm |
ベルト幅 | 腹部:6cm 背部:10cm |
![](https://muscle-crafters-hub.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
VOLIX「レバーアクションベルト」
![](https://muscle-crafters-hub.com/wp-content/uploads/2025/01/61j4TgQooaL._AC_SL1500_.jpg)
VOLIXもZawickと同様に日本発祥のトレーニングギアブランドです。
社長自身がボディコンテストに出場しており、トレーニー目線で使いやすい製品が作らています。
![](https://muscle-crafters-hub.com/wp-content/uploads/2025/01/71z8lfGLToL._AC_SL1500_.jpg)
VOLIXの特徴はウエストの微調整が可能な点です。
バックルをひっかける穴の位置を変更することで、自分に合ったサイズを調節できます。
製品概要
価格 | 12,980円 |
厚さ | 10mm |
ベルト幅 | 不明 |
![](https://muscle-crafters-hub.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
RDX「パワーベルト」
![](https://muscle-crafters-hub.com/wp-content/uploads/2025/01/81W3qdx1v8L._AC_SL1500_.jpg)
RDXはイギリスで生まれたフィットネスの総合ブランドです。
世界中で幅広く販売されており、世界でも人気のあるレバーアクションベルトになります。
世界から信用されているベルトを使用したい方におすすめです。
製品概要
価格 | 10,980円 |
厚さ | 10mm |
ベルト幅 | 10cm |
![](https://muscle-crafters-hub.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
iROTEC「レバーバックルベルト」
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/4445ead3.0e8db743.4445ead4.bab0dd9d/?me_id=1261077&item_id=10000826&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fsuper-sports%2Fcabinet%2F02212633%2Fimgrc0105198287.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
iROTECは株式会社スーパースポーツカンパニーが運営するオリジナルブランドです。
調査した中では、最も安い天然革のレバーアクションベルトになります。
厚さも10mmで、ホールド力もしっかりあります。
最も安いレバーアクションベルトが欲しい方におすすめです。
製品概要
価格 | 9,900円 |
厚さ | 10mm |
ベルト幅 | 10cm |
![](https://muscle-crafters-hub.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
GORILLA SQUAD「レバーアクションベルト」
![](https://muscle-crafters-hub.com/wp-content/uploads/2025/01/71rxjUQ-aGL._AC_SL1500_.jpg)
GORILLA SQUADは日本発祥のトレーニングブランドです。
特徴はベルトの厚みが11mmである点。
10mmもしくは13mmのベルトが多く、11mmの厚さのベルトは珍しいです。
「10mmのものよりも少しだけ強度の高いベルトが欲しい」方におすすめのベルトになります。
製品概要
価格 | 12,500円 |
厚さ | 11㎜ |
ベルト幅 | 9.5cm |
![](https://muscle-crafters-hub.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
SBD「パワーリフティングベルト」
![](https://muscle-crafters-hub.com/wp-content/uploads/2025/01/31WL2L3U-6L._AC_.jpg)
SBDは誰しもが知るパワーリフティングのブランドです。
高い品質・クオリティが特徴で、多くのトップのパワーリフターが使用しています。
とにかく「品質にこだわりたい」方におすすめのレバーアクションベルトです。
SBDのレバーアクションベルトには、
- 10mm
- 13mm
の2つのタイプが販売されています。
ご自身にあった厚さを選択しましょう。
製品概要
価格 | 43,800円 |
厚さ | 10 or 13mm |
ベルト幅 | 10cm |
![](https://muscle-crafters-hub.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
Iron Bull「パワーリフティングレバーベルト」
![](https://muscle-crafters-hub.com/wp-content/uploads/2025/01/61MSvyMqkgL._AC_SL1500_.jpg)
Iron Bullはカナダに拠点を置くフィットネスブランドです。
こちらのレバーアクションベルトは特徴はコスパが良いこと。
「SBD」や「A7」など競技者向けの13mmのベルトが約40,000円するのに対し、Iron Bullの価格は約22,000円です。
13mmの厚さでコスパの良いベルトが欲しい方におすすめの商品になります。
製品概要
価格 | 約22,000円 |
厚さ | 13mm |
ベルト幅 | 10cm(4インチ) |
![](https://muscle-crafters-hub.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
ONI「レバーアクションベルト」
![](https://gigaplus.makeshop.jp/bukiya/products/oni393/olv1.jpg)
ONIは日本発祥のパワーリフティング系のブランドです。
ONIのベルトの価格は22,000円。
Iron Bull のベルトと同様に、13mmのベルトとしては非常にコスパが良いです。
しかし、ONIのベルトは公式サイトでのみ購入可能です。
Amazon・楽天で購入することができないことに注意してください。
製品概要
価格 | 22,000円 |
厚さ | 13mm |
ベルト幅 | 10cm |
高重量を扱うならレバーアクションベルトがおすすめ
以上、レバーアクションベルトのメリットや選び方、おすすめの商品を紹介しました。
レバーアクションベルトは普通のベルトよりも高く、なかなか手が出しづらい商品でしょう。
しかし、スクワットやデッドリフトで高重量を扱う方にはぜひ使用していただきたいギアです。
「より高重量を扱いたい方」・「パワーリフティングの大会に出てみたい方」はレバーアクションベルトを試してみてはいかがでしょうか。
おすすめのレバーアクションベルトを知りたい!