クレアチンモノハイドレートとは違うの?
こんにちは!
筋トレを行う人には欠かすことができないクレアチン。
そんなクレアチンと対比されるのが、クレアルカリンと呼ばれるサプリメント。
名前は聞いたことがあっても、
- クレアチンモノハイドレートとの違い
- クレアルカリンのメリット
を知らない方は多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではクレアルカリンについて徹底解説します。
クレアルカリンについて知りたい方、モノハイドレートとの違いを知りたい方はぜひ参考にしてください。
目次
クレアルカリンとは
結論、簡単に言うとクレアルカリンは「pHレベルが12のクレアチンモノハイドレート」です。
さらに、クレアルカリンは別名を「緩衝クレアチン」ともいい、
アルカリ緩衝化という特許技術により、体内に取り込まれてもpHバランスが12に保たれるように設計されています。
pHバランスが12に保たれると何が嬉しいの?
pHバランスが12(アルカリ性)に保たれることで、体内への吸収率を高めることができます。
クレアルカリンは胃酸の影響を受けず、クレアチニン(老廃物)に変換されることなく体内に吸収されるため、少量の摂取で効果を発揮することが可能と言われています。
吸収効率が良いクレアチンモノハイドレートだと思うと分かりやすいと思います。
クレアルカリンの効果
クレアルカリンはクレアチンモノハイドレートの1種です。
そのため、基本的な効果はクレアチンモノハイドレートと同じです。
ここではクレアチン・クレアルカリンが上記のような効果をもたらす詳しい理由は解説しませんが、筋トレにおいて良い効果を発揮します。
特に、クレアチン自体は国際栄養スポーツ学会(ISNN)が発表する「筋肥大」・「パフォーマンス向上」に寄与するサプリメントで、
最も高いA評価を受けているので信頼性・エビデンスとしては十分だと思います。
クレアチンモノハイドレートとの筋力向上効果面での比較
クレアルカリンはクレアチンモノハイドレートと比較して効果はどうなの?
では、この章ではクレアルカリンとクレアチンモノハイドレートの筋力向上効果面での比較をします。
- クレアルカリンを28日間毎日1.5g摂取
- クレアチンモノハイドレートを始めの7日間は20g, その後の21日間は5g摂取
するグループで比較したところ、「筋肉量」、「運動パフォーマンスの向上度合い」に違いはなかったとのことでした。
一方、クレアルカリンの日本公式HPではクレアルカリンがクレアチンと比較して
- 「持久力」・「スタミナ」を約2.2倍持続させた
- 重量挙げ選手において筋力を28.25%増加させた
という報告がなされています。
少なくともクレアチンモノハイドレートより効果は落ちるということはなさそうです。
モノハイドレートと比較した際のクレアルカリンのメリット
クレアチンモノハイドレートと比較した際のクレアルカリンのメリットは次の通りです。
順番に解説します。
ローディング期間が必要ない
クレアチンモノハイドレートは一般的に「ローディング期間」が必要とされてます。
ローディング期間とは筋肉中のクレアチン濃度を高めるために多量のクレアチンを摂取することを指します。
通常約20gを1週間ほど継続して飲むのですが、身体的な負担が大きく、大変です。
一方、クレアルカリンは吸収率が高く、少量で効果を発揮するため、ローディング期間を必要としません。
そのため、体に負担を大きくかけることなくクレアチンの効果を受けられます。
摂取量が少量で良い
一般的にクレアチンは、ローディング期間(1週間ほど)で20g、その後のメンテナンス期間で5gほどの摂取が推奨されています。
しかし、クレアルカリンは1.5gの摂取で、クレアチンと同等もしくはそれ以上の効果を期待できます。
そのため、クレアルカリンはクレアチンと比較して少量の摂取ですみます。
これはクレアルカリンの吸収率が高いことが理由です。
特にカプセルタイプでクレアチンを摂取する方にとってのメリットは大きいと思います。
消化器系の副作用が出づらい
クレアチンモノハイドレートの摂取によって、胃の膨張館や下痢などの消化器系の副作用が複数報告されています。
これは大量のクレアチン摂取が原因だと考えられています。
しかし、クレアルカリンの場合は摂取量が少なくて済むため、このような症状が出づらです。
コスパが良い
クレアチンモノハイドレートとクレアルカリンのコスパを比較します。
クレアチンモノハイドレートの代表として「Life Extension」のクレアチンモノハイドレートを
クレアルカリンの代表として「EFX Sports」のクレアルカリンを選びました。
内容量、価格、1日当たりの価格を比較したものがこちらの表になります。
ブランド | 価格 | 内容量 | 1日あたり金額 |
---|---|---|---|
モノハイドレート | 1,941円 | 1.0g/粒(120粒入) | 約81円 |
クレアルカリン | 3,476円 | 1.5g/粒(120粒入) | 約29円 |
「Life Extension」のクレアチンモノハイドレートの場合、
1粒当たり1gのクレアチンモノハイドレートが含まれるので1日に必要な量は5粒です。
1粒当たり約16.1円なので、1日分の5粒で約81円になります。
「EFX Sports」のクレアルカリンの場合、
1粒当たり1.5gのクレアルカリンが含まれるので1日に必要な量は1粒です。
1粒当たり約29円なので、1日分も約29円になります。
このように摂取量が少なくて済むクレアルカリンはコスパが良いことが分かります。
クレアルカリンの摂取量・おすすめメーカー
はじめに摂取量に関してですが、
一つ前の章で触れた通り1日1.5gの摂取で、モノハイドレート5gと同等の効果を得られます。
そのため、1日当たり最低でも1.5gの摂取を推奨します。
適宜、個人の状態に合わせて調節することが重要です。
続いて、おすすめのクレアルカリンはEFXスポーツのクレアルカリンです。
理由としては
- 品質管理のクオリティが高いこと
(製造工程をかなり明確に公開しています) - アンチドーピング認証を受けている
- 最も安価
の3つが挙げられます。
3つ目の「最も安価」に関して、
EFXスポーツ社がクレアルカリンの特許を持っています
そのため、他社が販売するよりも、特許使用料がかからない分安くなります。
EFXスポーツのクレアルカリンは1粒1.5gのクレアルカリンが含まれているので、1日1錠の服用で足ります。
また、多少お値段は張りますが楽天やAmazonで購入できる「LEVEL FIT」さんのクレアルカリンもおすすめです。
こちらは1粒1.5gのクレアルカリンが含まれている錠剤が90粒で3,980円です。
1粒当たり44円と、EFXスポーツのクレアルカリンと比較すると高いですが、
アンチドーピング認証を受けているので安心して摂取できます。
まとめ
クレアルカリンの詳細について解説しました。
クレアルカリンはクレアチンモノハイドレートの一種ですが、クレアチンモノハイドレートと比較すると次のようなメリットがあります。
個人的にはエビデンスが十分、コスパも良いサプリなので非常におすすめです。
ぜひ、本記事を参考にして、クレアルカリンの摂取を検討してみてください。
クレアルカリンって何?