プロテインは子供が飲んでも問題ない?
こんにちは!
小学生や中学生が必要な栄養素を摂取できるように、気を付けている方も多いと思います。
子供のタンパク質摂取の一つの方法として、プロテインを検討しつつも、健康への影響を心配されるかもしれません。
この記事では、
- 子供がプロテインを飲むことに関するよくある疑問への回答
- ジュニアプロテインと通常のプロテインの違い
- プロテインの活用方法
について紹介します。
目次
プロテインは子供に良くないのか?
結論、
プロテインは子供が飲んでも全く問題ありません
プロテインは決して怪しい粉ではなく、タンパク質を手軽に摂れる栄養補助食品です。
そのため、本質的には鶏肉などの食品からタンパク質を摂取していることと変わりません。
タンパク質は筋肉や骨、臓器から髪の毛に至るまで様々な体づくりに使用される栄養素です。
筋肉量・健康自自のためにタンパク質は必要不可欠な栄養素なのです。
食事で十分なたんぱく質を摂取できていない場合のプロテインの摂取はむしろ体に良いと言えます。
子供がプロテインを飲むことに関するよくある質問
子供がプロテインを飲むと身長が伸びなくなりませんか?
前提として、特定の食品・食材の摂取により身長が伸びなくなることはありません。
そのため、プロテインを飲むことで身長が伸びなくなることはないです。
プロテインは骨の成長に必要なタンパク質を摂取できるので、身長の伸びに対してはプラスの影響があると考えます。
少なくともマイナスの影響を与えません。
プロテイン摂取により身長が伸びなくなるという背景には、「筋肉がつきすぎると、身長の伸びの妨げになるのでは?」というものがあるかもしれません。
ですが、筋肉と身長には明確なものはなく、またプロテインを飲むだけでは筋肉はつかないので、ご安心ください。
何歳からプロテインを飲んでも良いですか?
「何歳から飲んでも良い」という決まりはありません。
プロテインは食事で不足した栄養素を補うという目的で摂取するのが良いです。
逆にバランスのよい食事を十分に食べることができている場合にはプロテインは必要ないです。
下に厚生労働省の『日本人の食事摂取基準』で示されているタンパク質の推奨摂取量を示します。
- 推定平均必要量:半数の人が必要量を満たす量。
- 推奨量:ほとんどの人が必要量を満たす量。
- 目安量:一定の栄養状態を維持するのに十分な量であり、目安量以上を摂取している場合は不足のリスクはほとんどない。
- 目標量:生活習慣病の予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量。
ざっくりと普段の食事のタンパク質量を計算し、足りないタンパク質をプロテインで摂取することが推奨されます。
ジュニアプロテインと普通のプロテインの違い
ジュニアプロテインって何??
子供用のプロテインを探していると「ジュニアプロテイン」と記載の商品を見かけることがあると思います。
普通のプロテインとは何が異なるのでしょうか?
結論、含まれている微量栄養素がジュニアプロテインの方が多い傾向にあります。
微量栄養素はビタミンやカルシウムなどのミネラル類です。
微量栄養素は子供の成長に重要な役割を果たすため、ジュニアプロテインに配合しているのだと思われます。
しかし、「タンパク質の摂取」という観点で見た場合、通常のプロテインの方がコスパが良いので、運動後にプロテインを摂取される場合などは通常のプロテインを推奨します。
おすすめのプロテインは以下の記事で紹介しています。
もしジュニアプロテインのご購入を検討される場合は『GronG』、もしくは『武内製薬 ザプロ』をおすすめします。
どちらも1kgあたり約3000円と、他のプロテインメーカーよりも安く購入できます。
プロテインの活用方法
プロテインの上手な活用方法について紹介します!
以下のような状況の時にプロテインの摂取をおすすめします。
食事が簡易的なものになってしまう場合
忙しくて食事が簡素になってしまった。
料理を作る時間が取れず、食事が焼きそばなどの炭水化物1品になってしまうことはあると思います。
そのような場合に活躍するのがプロテインです。
プロテインを摂取することで、不足したタンパク質を補うことができます。
食事時に飲まなくても、おやつや間食としてプロテインを飲むのもおすすめです。
運動前・運動後
運動前・運動後の栄養補給は非常に重要です。
運動前は運動要なエネルギーを補うために、運動後は運動で消費したエネルギーを補い、かつ筋肉を回復させるために栄養が必要です。
筋トレをした人がよくプロテインを飲んでいますよね??
あれは筋肉を回復させ、より成長させるために飲んでいるのです。
必ずしも筋トレでなくとも、サッカーや野球などのスポーツを行った後は体・筋肉が疲弊しています。
筋肉の発達だけでなく、怪我をしにくくなる体づくりという観点においても、必要な栄養素を手軽に摂れるプロテインがおすすめです。
子供の食が細い場合
成長期にある子供は栄養をしっかりと摂取する必要があります。
ですが、あまり食べるのが得意ではなく、食が細いお子様もいると思います。
食事から栄養を摂ることが基本にはなりますが、無理に食べさせて、食事を苦痛にしてしまっては元も子もありません。
プロテインは牛乳や水に溶かして飲むため、流動性が高く、食べ物に比べて手軽に栄養を摂取できます。
食べるのが苦手なお子様にはタンパク質を飲み物で摂取してもらうのも一つの手だと考えます。
まとめ
再度、子供とプロテインに関することをまとめると以下のようになります。
プロテインを上手に活用して、成長期に必要な栄養素を取り入れるようにしましょう!
プロテインは子供に良くないって聞いたことがあるけど本当?