どのパワーグリップを購入しようか悩んでいる
背中の種目で必須のトレーニングギアのパワーグリップ。
握力の補助をしてくれるため、背中のトレーニングがかなり快適になるアイテムです。
しかし、様々な種類のパワーグリップがあり、どれを選んだら良いのか悩みますよね。
そこで、この記事ではパワーグリップの選び方とおすすめのパワーグリップを紹介します。
この記事を読むことで、自分に合った最適なパワーグリップを選ぶことが可能です。
どのパワーグリップを選べば良いか悩んでいる方、おすすめのパワーグリップを知りたい方はぜひご覧ください。
目次
パワーグリップを選ぶ際のポイントは3つ
パワーグリップの選び方について解説します。
パワーグリップを選ぶ際のポイントは次の3点です。
それぞれのポイントの詳細を解説します。
ベロの素材で選ぶ
ベロの素材は大きく分けて、
- ラバー
- レザー(革)
の2つがあります。
その他にも素材はありますが代表的なものを紹介しています。
ラバーのパワーグリップの特徴
ラバー素材のパワーグリップの特徴は次の通りです。
ラバー素材はグリップ力が高いのが特徴です。
非常に滑りづらく、シャフトを強力に掴むことができます。
種類も豊富で、価格も安いため、初心者から上級者まで幅広い方におすすめです。
一方、ラバー素材のデメリットは耐久性がレザー素材よりも低いこと。
しかし、ラバー素材のパワーグリップでも1~1.5年は使用できるので、コスパは悪くありません。
レザーのパワーグリップの特徴
レザー素材のパワーグリップの特徴は次の通りです。
レザー素材は耐久性が高いのが特徴です。
革を使用することで引張の耐性に強く、高重量を扱っても長持ちします。
また、使い続けるほど手になじむのもメリットです。
一方、レザー素材の一番のデメリットはメンテナンスに手間がかかること。
水洗いができず、定期的にメンテナンスをしないとカビてしまいます。
また、ラバー素材と比べると種類が少なく、価格が少し高いのもデメリットです。
ベロの長さで選ぶ
パワーグリップはベロの部分をダンベルやバーベルに巻き付けて使用します。
そのため、ベロの長さが非常に重要です。
ベロが長いものは、しっかりとシャフトを巻き込むことができるため、ホールド力が高いです。
しかし、しっかりと巻き込まないとベロが余ってしまい、握りにくくなってしまいます。
一方、ベロが短いものは握りやすくなる反面、ベロの長いタイプと比べるとホールド力が低いです。
ベロの長いタイプは、巻き付けの手間がかかってもホールド力を重視する中級者以上におすすめです。
反対に、ベロの短いタイプは、パワーグリップをはじめて使う初心者や手が小さい女性におすすめです。
初心者の方はベロの長さが16~17cmのものを選ぶと良いでしょう。
ベルトのサイズで選ぶ
自分好みのパワーグリップが見つかった場合は、手首のベルトのサイズを確認しましょう。
どのメーカーのパワーグリップも写真のように複数の種類のサイズを販売しています。
ベルトの長さが合わないと、使用しづらく、かつ握力の補助効果も落ちてしまいます。
手首の周囲を自身で計測し、自分に合ったサイズを選択しましょう。
おすすめのパワーグリップ13選
おすすめのパワーグリップを13個紹介します。
それぞれの特徴は次の通りです。
価格 | ベロの素材 | ベロの長さ | |
---|---|---|---|
ALLOUT パワーグリップ プロ | 2,980円 | ラバー | 16cm |
U-Makes パワーグリップ | 2,480円 | ラバー | 17cm |
VOLIX パワーグリップ プロ | 2,980円 | ラバー | 21cm |
MANUEKLEAR パワーグリップ | 2,599円 | レザー | 19cm |
king2ring パワーグリップ pk650 | 2,780円 | ネオプレン | 約18cm |
Hiseason パワーグリップ | 1,998円 | ラバー | 17cm |
GORILLA SQUAD ゴリラグリップス | 3,680円 | ラバー | 16.5cm |
GORILLA SQUAD ゴリラグリップスプロ | 5,980円 | ラバー | 20cm |
THE WEIGHT COMPANY 牛革 レザー パワーグリップ プロ | 4,980円 | レザー | 15.5 or 17cm |
P.L.College パワーグリップ | 4,980円 | 外面:ラバー 内面:レザー | 不明 |
Versa Gripps PRO パワーグリップ | 10,980円 | ラバー | 16cm |
STEADY パワーグリップ | 6,990円 | ラバー | 17cm |
コブラグリップス レザータイプ | 8,480円 | ラバー | 約17cm |
基本的に値段の高い製品が耐久性も良く、使い心地に優れています。
パワーグリップを使用したことが無い方は比較的安い製品を購入し、自分に合った形状を探すことがおすすめです。
自分に合う形状が分かったら、より品質の良い製品を購入することを推奨します。
3,000円以下|コスパ重視のパワーグリップ
ALLOUT「パワーグリップ プロ」
Amazonで最も売れているパワーグリップ
ALLOUTのパワーグリップはAmazonで最も売れているパワーグリップです。
ジムで着用している人を見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
プロの選手も愛用しており、コスト・品質ともに優れています。
パワーグリップとして最もオーソドックスな形状をしているため、パワーグリップをはじめて使う方におすすめです。
価格 | 2,980円 |
ベロの素材 | ラバー |
ベロの長さ | 16cm |
U-Makes「パワーグリップ」
グリップ力の高い素材を使用したパワーグリップ
U-Makesのパワーグリップは、日本やアメリカのボディビル大会において優勝経験のある谷木正欣氏が監修しました。
ベロの素材にはラバー素材の中でもグリップ力が高い「ノンスリップラバー」が使用されています。
そのため、グリップ力が高いです。
また、手首の内側にもクッションが付いており、手首に優しいパワーグリップになっています。
価格 | 2,480円 |
ベロの素材 | ラバー |
ベロの長さ | 17cm |
VOLIX「パワーグリップ プロ」
ベロの長いパワーグリップ
多くの製品のベロの長さが16~17cmなのに対し、VOLIXのベロの長さは21cm。
引張強度も引張強度は762kgと高く、ベロの素材にはグリップ力の高い「ノンスリップラバー」が使用されています。
また、パッドが大きいため、金属部分が手に食い込むことはありません。
そのため、高重量を扱う場合でも手の痛みを気にすることなくトレーニング可能です。
コスパが良く、かつ高重量を扱えるパワーグリップが欲しい方におすすめです。
価格 | 2,980円 |
ベロの素材 | ラバー |
ベロの長さ | 21cm |
MANUEKLEAR「パワーグリップ」
リーズナブルなレザーのパワーグリップ
MANUEKLEAR「パワーグリップ」のベロの素材には牛革が採用されています。
また、レザータイプでありながら価格は2,599円。
価格を抑えたレザータイプのパワーグリップが欲しい方におすすめです。
価格 | 2,599円 |
ベロの素材 | レザー |
ベロの長さ | 19cm |
king2ring「パワーグリップ pk650」
洗濯機でも洗えるパワーグリップ
king2ring「パワーグリップ pk650」のベロにはネオプレンと呼ばれる素材が使用されています。
ネオプレンは耐水性があるため、洗濯ネットに入れて洗濯機でも洗うことが可能です。
また、ベロがラバーよりも柔らかいため、巻き付けやすくなっています。
そのため、
- パワーグリップをはじめて使う方
- パワーグリップの手洗いが面倒な方
におすすめです。
価格 | 2,780円 |
ベロの素材 | ネオプレン |
ベロの長さ | 約18cm |
Hiseason「パワーグリップ」
リーズナブルなパワーグリップ
Hiseasonのパワーグリップはリーズナブルな価格が特徴です。
パワーグリップは一般的に安くても3,000円するのに対し、こちらの商品は1,980円。
品質が決して悪いわけではなく、引張強度も600kgあります。
口コミでも「耐久性がある」・「使いやすい」との声が多く見られました。
価格を抑えたい方におすすめのパワーグリップです。
価格 | 1,998円 |
ベロの素材 | ラバー |
ベロの長さ | 17cm |
3~6,000円|品質とコストのバランスが良いパワーグリップ
GORILLA SQUAD「ゴリラグリップス」
耐久性の高いパワーグリップ
ゴリラグリップスのベロには、滑り止め加工を施した高強度特殊ラバーを使用。
さらに、ケブラー糸を織り込むことにより、高強度・高耐久性・耐疲労性・耐摩耗性のパワーグリップになっています。
ケプラー糸は防弾チョッキにも使用される糸です。
耐久性を重視したい方におすすめのパワーグリップです。
価格 | 3,680円 |
ベロの素材 | ラバー |
ベロの長さ | 16.5cm |
GORILLA SQUAD「ゴリラグリップスプロ」
厚いクッションにより手首の保護が可能
ゴリラグリップスプロは「ゴリラグリップス」を改良した製品です。
特徴はクッションの厚みが8mmである点。
通常のパワーグリップよりも分厚いクッションを使用することで、高重量を扱っても手首に痛みを感じることがありません。
また、ベロの長さも20cmと長いです。
高重量を扱うトレーニング中~上級者におすすめのパワーグリップです。
価格 | 5,980円 |
ベロの素材 | ラバー |
ベロの長さ | 20cm |
THE WEIGHT COMPANY「牛革 レザー パワーグリップ プロ」
牛革を利用したパワーグリップ
THE WEIGHT COMPANYのパワーグリップのベロには牛革が使用されています。
縫製も丁寧にされており、耐久性も高いです。
品質の良いレザー素材のパワーグリップが欲しい方におすすめのパワーグリップになります。
価格 | 4,980円 |
ベロの素材 | レザー |
ベロの長さ | 15.5 or 17cm |
P.L.College「パワーグリップ」
パワーリフティング世界一監修のパワーグリップ
P.L.College「パワーグリップ」はパワーリフティング世界チャンピオンのウッシーこと牛山恭太さん監修のパワーグリップです。
特徴はベロの表と裏で異なる素材が使用されている点。
ベロの表面(外側)にはラバーが、裏面(内側)にはレザーが使用されています。
外側がラバーであるためグリップ力を高めつつも、内側が革素材のため肌に優しい構造になっています。
ラバーとレザーの両方のメリットを活かしたパワーグリップが欲しい方におすすめです。
価格 | 4,980円 |
ベロの素材 | 外面:ラバー 内面:レザー |
ベロの長さ | 不明 |
パワーチューブでも丁寧に解説されています。
6,000円以上|高品質のパワーグリップ
Versa Gripps PRO「パワーグリップ」
世界で人気のパワーグリップ
Versa Grippsは世界中で使用されている大人気のパワーグリップ。
ベロには独自の加工を施しており、吸い付くようなグリップが特徴です。
また、非常に耐久性も高く、長く使用することができます。
価格は高いですが、値段に見合った製品です。
価格 | 10,980円 |
ベロの素材 | ラバー |
ベロの長さ | 16cm |
ゴールドジムのパワーグリップはVersa GrippsのOEM製品です。
OEMはメーカーが他社のブランドの製品を製造することです。
ゴールドジムのパワーグリップは、「ゴールドジム」がVersa Grippsに製造を依頼して、Versa Grippsが製造しています。
STEADY「パワーグリップ」
日本一のフィジーカー共同開発のパワーグリップ
STEADYのパワーグリップは、日本一のフィジーカーである久野圭一さんとSTEADYが共同開発したものです。
久野選手が日々のトレーニングで考えていた、理想のパワーグリップをSTEADYが実現させました。
ベロ先端の横幅は従来のパワーグリップより広く、かつベロの親指側が薄く小指側が厚い設計になっています。
小指側を厚くしサポートすることで、バーの握りやすさと安定性を向上させたパワーグリップです。
一般的な形状のパワーグリップを使いづらいと感じる方におすすめです。
価格 | 6,990円 |
ベロの素材 | ラバー |
ベロの長さ | 17cm |
コブラグリップス「レザータイプ」
アメリカで人気のパワーグリップ
コブラグリップスはアメリカで人気のパワーグリップです。
性能や品質はもちろん高いのですが、特筆すべきは豊富なデザイン。
黒やグレーなど一般的なものから、緑や青など様々な色が販売されています。
一風変わったパワーグリップが欲しい方におすすめです。
価格 | 8,480円 |
ベロの素材 | ラバー |
ベロの長さ | 約17cm |
パワーグリップの役割は2つ
パワーグリップを着用することで得られる効果は次の2つです。
順番に解説します。
握力の補助
パワーグリップの最も重要な役割は握力の補助です。
懸垂で、先に腕が疲れる。。
このような経験はないでしょうか。
パワーグリップはベロでシャフトやバーを巻き込むため、握力をほとんど消耗しません。
そのため、背中の筋肉が限界を迎えるまで追い込むことができます。
手の平の保護
パワーグリップは手の平の保護にも役立ちます。
ダンベルやシャフトを直接握ると、手の平に食い込んで痛かったり、マメの原因になります。
一方、パワーグリップを着用することで、直接シャフトを握ることがありません。
そのため、手の平の痛みやマメができるのを防止することが可能です。
パワーグリップの使い方
パワーグリップの使い方に関する分かりやすい動画があったため紹介します。
誤った使い方をすると、十分な効果が得られないので注意しましょう。
パワーグリップに関するよくある質問
パワーグリップで筋トレの効果を高めよう
以上、パワーグリップ選び方やおすすめの商品、その効果を解説しました。
自分の手のサイズや行うトレーニングによって最適なパワーグリップは変わります。
本記事を参考にしてぜひ自分に合ったパワーグリップを選びましょう。
おすすめのパワーグリップを知りたい!